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2011年- 木製ベンチ:天浜線で一番の長さ |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51806
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1007
- 見出し:
- 木製ベンチ:天浜線で一番の長さ、10.7メートル 原谷駅に完成
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20111006ddlk22040232000c.html
- 写真:
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- 記事
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「話題性で利用者増を」 地元市民団体、ボランティア製作
本屋(駅舎)が国の登録有形文化財になった天竜浜名湖鉄道原谷駅(掛川市本郷)のホームに、長さ10・7メートルの木製ベンチが完成し5日、お披露目された。
同鉄道にある38駅の中では一番長いホームベンチで、地元の市民団体が「話題になれば利用客も増える」とボランティアで製作した。
使用済みの枕木5本を同鉄道から譲り受けて縦に連結。
上部を薄い杉板で覆い座り心地を良くした。
脚部分は廃材になった丸太を近くの民家からもらい、表面に模様を描いて車輪をイメージ。
両端に廃品の踏切信号機の照明灯を付けて、全体を走る列車に見立てている。
製作したのは、同駅と駅周辺の活性化事業に取り組む「ポッポ屋原谷会」(柴田清一代表)のメンバー7人。
木材の運搬や加工などを毎週1回のボランティアで行い約1カ月かかったという。
木造平屋建ての同駅舎は1935年の建築。
建設当初の木製改札口などが残り今年1月、文化庁から登録有形文化財指定された。
柴田代表は「駅舎だけでなくホームなどの周辺景観も大事にしたい。
天浜線を好きな観光客らが見に来てほしい」と語った。
天竜浜名湖鉄道(本社・浜松市天竜区)は1935年、掛川-遠江森間で開業。
87年旧国鉄二俣線から第三セクターに移行。
現在掛川-新所原間67・7キロで営業。
今年1月、全線31施設が登録有形文化財に一括指定された
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