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2011年- 木製ブロック護岸 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51520
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0908
- 見出し:
- 大津波に耐えた木製ブロック護岸
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.asahi.com/eco/TKY201109020232.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
岩手県内の小水路に試験導入された木製ブロックの河川護岸が、大津波を受けてもほとんど無傷だったことがわかった。
もともとは間伐材の活用や生態系への配慮が目的で導入されたが、コンクリート製の護岸にも負けない機能に注目が集まっている。
木製ブロックは、九州森林管理局が開発した。
直径10センチ、長さ1メートル弱ほどの丸太材を格子状に組んだうえ、長さ約70センチほどの丸太製の「控え」を直角に取り付けて背面の地中に突き刺して安定させる。
主に四国や九州などで道路ののり面などに使われてきた。
津波に耐えたのは、岩手県宮古市が1999年に発注した同市赤前の運動公園脇の津軽石川支流護岸と、岩手県が03年度に発注した同県岩泉町小本の長内川(おさないがわ)護岸。
幅数メートルの川の片側で、約40~110平方メートルある。
ともに高さ15メートル以上の津波が堤防を乗り越え、周りの建物や電柱を押し流した場所。
宮古市の現場は、わきのコンクリート橋が大きく破損したのに対し、木製ブロックは一部損壊にとどまった。
岩泉町では最上段のブロックが一部流されただけだった
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