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    ID:
    51299
    年:
    2011
    月日:
    0817
    見出し:
    アメリカ広葉樹を活かしたオリジナル家具
    新聞名:
    Web家具新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.kagu-news.com/1106/110814-ahec3.html
    写真:
    【写真】
    記事
    ナカヤマ木工(中山貴裕社長)は、今回アメリカ広葉樹輸出協会のブース内に出品し、ガム材を使った「コボソリッド」シリーズのチェストを展示した。
    ガム材は米国南部の湿地帯に生息し、その丸太全体の15%程度を占める芯材にのみ縞模様がある。
    展示品のチェストはその芯材部分を集めて柄合わせをして いる贅沢な仕様だ。
    このシリーズは約5年前から作られており、木の特長と個性を打ち出したインパクトの強い製品となっている。
    中山氏は「自分の好みはどうしても出てくるが、それが他との差別化にもつながる」と話す ナカヤマ木工「コボソリッド」シリーズのチェスト  同社とアメリカ広葉樹材との付き合いは長い。
    20数年前にカントリー家具を作り始めた頃は針葉樹材が多かったが、並行してホワイトオーク、チェリー、ウォルナットを使用し、今日まで至っている。
    また、大川では同業者同士で材料を融通し合うため、資材面ではもちろんのこと、情報交換等においても好都合 な場合が多いという。 中山氏は以前、体調を崩して制作現場を離れた経験がある。
    しかし、そのときに販売に立ったことが視野を広げてくれた。
    作り手に徹していると、ユーザーの生の声が分かりづらかったり、作り手が家具に込めたこだわりが売り手を介するため伝わりにくいことがあったが、自ら直接ユーザーと接したことで、新たな 発見があったという。
    その経験は販売方法等にも生かされている。 ナカヤマ木工は大川榎津桐箪笥振興会に所属しており、グループ展を各地で行っている。
    会では家具メーカーや建具メーカー、漆職人等、桐箪笥の制作に携わる人同士が協力して活動している。
    同社では現在桐箪笥の製造は行っていないが、協同で展示会に出展することで出展品の種類が多様になり、 互いにもメリットとなるのだ。
    発表の場は主に百貨店が多く、九州地区にとどまらず関東地区でも行っている。
    中山氏は、インターネットでの販売も行う一方で、こうしたアナログ的な取り組みによってもファンを増やしていきたいとしている fff:

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