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2011年- 防空壕跡から木箱 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51297
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0812
- 見出し:
- 神像隠した?防空壕跡から木箱
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110811-OYT1T00303.htm?from=navr
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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奈良県桜井市の談山神社で、改修中の本殿床下にあった戦時中の防空壕
ごう
跡から、空襲に備えて神像を避難させた木箱が出土し、市教委が10日、発表した。
終戦直前の緊迫が伝わる資料になる。
防空壕跡は約2メートル四方、深さ約1・8メートルで、祭神の藤原鎌足神像を退避させる縦1・25メートル、横1・73メートル、深さ1・7メートルの木箱が据えられていた。
本殿内陣の床板が切断されていて、神像を人目にさらさず素早く退避させる工夫もわかった。
社務所日誌に1945年8月、壕を掘った記述はあるが、詳細は不明だった。
また、壕跡から平安時代前期の瓦片2点などの遺物計22点が出土。
市教委は、平安前期には瓦ぶきの建物が立っていたことが推定でき、創建時期を探る手がかりになるとしている
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