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2011年- 6日に手作りギター展示会< |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51203
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0803
- 見出し:
- 6日に手作りギター展示会
- 新聞名:
- 十勝毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.tokachi.co.jp/news/201108/20110802-0009957.php
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
町内の立島銘木店(木野大通東8、立島弘社長)横の直営店舗「ウッドショップ木蔵」で6日、愛好者4人による手作りギターの展示会が初めて開かれる。
同社の協力を受け、材料となる木の産地や種類にこだわったエレキ、アコースティックギターなど計12台を展示。
立島社長や制作者たちは「プロでなくても
ここまでできる。
ギターを作っている人、作りたい人との交流の場にしたい」と来場を呼び掛けている。
手作りギター展示会への来場を呼び掛ける制作者。
左から大谷さん、中村さん、山内さん、前野さん。
後列は立島社長
出品するのは山内敦志さん(47)=札幌=、中村昭二さん(49)=帯広=、前野淳さん(39)=同=と、中国生まれで明治時代の一時期、日本に広まった「月琴(げっきん)」を手掛ける大谷かおりさん(32)=同。
いずれも3年ほど前からギター作りを始め、70種以上の木材を扱う同店を材料調達や相談
で訪れるうち、互いに集い、情報交換するようになった。
4人とも、実物を分解したり、インターネットで調べるなど独学での制作。
「欲しいギターが高かったから」と作り始めた山内さん(単身赴任中)は、週末には帯広の自宅に帰って制作に励み、最多の5台を出展する。
道産材のみでギターを作る中村さんは「完成は年に1台のペースだが、売っているギターにはな
い魅力がある」と話す
当日は試奏用の2台も展示し、4人も会場に待機して来場者を迎える。
月琴を演奏するには、修理が必要なことから制作を始めたという大谷さんは「木彫の経験がなくても楽しめることを知ってほしい」、前野さんも「1枚の板から楽器ができる面白さを伝えたい」と話している。
同社は当初、床の間用の木材などを扱っていたが、洋風建築の普及による需要減に伴い、5年前に同店を開いた。
木のおもちゃや家具、木工用品を取り扱い、楽器にも用途拡大の一環として期待を寄せる。
立島社長は「さまざまな用途に使われると木も幸せ。
木材の可能性が広がる展示会になれば」とし
ている。
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