"2011年- 鮮やか「桃太郎」 甚目寺 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    50649
    年:
    2011
    月日:
    0603
    見出し:
    鮮やか「桃太郎」 甚目寺・カプセル仏発見
    新聞名:
    朝日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001106020002
    写真:
    【写真】
    記事
    700年ぶり、鎌倉期の姿そのまま 7月公開  あま市の甚目寺に保管されていた県指定文化財「愛染明王坐像(あいぜんみょうおうざぞう)」から見つかったと、1日発表された胎内仏は、カプセル状の木製の容器に納まっていたため、製作時の鮮やかな色彩が残っているのが特徴で、専門家も高い関心を示す。
    日本初となる「カプセル仏」は、7月16日 から名古屋市博物館で始まる特別展で公開される  高さ6・6センチの「カプセル仏」が見つかったのは昨年12月21日。
    愛染明王坐像(高さ105センチ)は1996年の調査で内部に球状の物体があることが分かっていたが、詳細は不明だった。
    坐像は古文書から鎌倉時代の1284年以前の製作とされる。
    老朽化に伴う解体修理にあわせ、内部の球体の正 体を確かめることになった  調査当日、坐像の胸部に納められたカプセルが約700年ぶりに開けられると、中から色鮮やかな朱色の胎内仏が現れた。
    あまりの鮮やかさに関係者からは「現代に現れた桃太郎のようだ」と驚きの言葉が上がったほどだったという  胎内仏は直径約10センチのカプセルの中で竹くぎとニカワで固定されていた。
    胎内仏は、全国で数多く見つかっており、仏像内の空洞を利用して寄進者ゆかりの遺品を納めることが多い。
    市によると、坐像と同じ容姿の「ミニチュア版」の胎内仏が見つかることは珍しく、カプセルに納められていたのは日本初 という  名古屋市博物館学芸課の山田伸彦学芸員は「タイムカプセルで現代に鎌倉時代の仏様が現れたようなもの。
    研究面では、当時の色彩がそのまま残っているので、同時代の仏像の修復のための重要な参考史料になっていく」と話した。
    今回の発見は、5日に奈良県で開かれる文化財保存修復学会でも報 fff:

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