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2011年- 廃材燃料のお風呂 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- えたい」と、模型に見入っていた
50371
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0428
- 見出し:
- 廃材燃料のお風呂、被災地に提供 新宮のリース会社
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mytown.asahi.com/areanews/wakayama/OSK201104270149.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
和歌和山県新宮市の建設機械リース会社が28日、東日本大震災で壊滅状態になった宮城県石巻市で無料のお風呂を開設する。
1日あたり約100人が利用でき、被災地で処理が問題となっているがれきの材木を燃料に使う。
お風呂を開設するのは新宮市浮島のキナン(角口孝幸社長)。
牡鹿半島の付け根辺りに位置する石巻市荻浜の市立荻浜中学校にボイラーや浴槽、浴槽を覆うテントなどを設置した。
同社によると、同中学校と近くの市立荻浜小学校では、合わせて約250人が避難生活を送っているという。
近くにお風呂はなく、水で身体をふくのが精いっぱいの状況だという。
キナンは震災発生直後から宮城県内の被災地にストーブや燃料、ブルーシートなどの支援物資を届けてきた。
今回、お風呂の設置を宮城県に打診したところ、荻浜中を指定されたという。
「おぎの浜の湯」と命名した。
浴槽の大きさは3メートル四方で、最大で大人14人が入れる。
洗い場はシャワー付き。
男女別々で7人が一度に利用できる。
ボイラーの燃料は材木。
津波で壊れた家の柱などの木材を利用するという。
キナンは建設機械のリース・レンタル業のほか、関西や九州などで温浴施設も経営している。
今回使うボイラーは他の施設でも稼働中で、ダイオキシンの問題もないとしている。
現地で社員らを指揮している角口賀敏(よしとし)会長は取材に「温かいお風呂に入ってほっとしてもらえれば」と話している
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