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2011年- 間伐材の組み立て棚キット |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 8)まで
50344
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0423
- 見出し:
- 間伐材の組み立て棚キット 「組手什」を被災地に
- 新聞名:
- 日本海新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nnn.co.jp/news/110423/20110423001.html
- 写真:
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- 記事
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鳥取市のNPO法人賀露おやじの会(藤田充理事長)と智頭町は、東日本大震災の被災地に同町の間伐材を利用した木材組み立てキット「組手什」を寄贈する。
29日に1万本を現地に運搬する予定で、間仕切りや収納棚に組み立て、避難所や仮設住宅での生活に役立ててもらう。
組手什は、約2メートルの切り込み加工が施された板材で、連結させて幅広い用途に使え、再利用できるのが特徴。
昨年10月に同町などが間伐材と地域通貨「杉小判」を交換する「木の宿場」事業の一環で販売を開始した。
緑の募金を運営する国土緑化推進機構(本部・東京都)が、組手什の汎用性などを高く評価し、同会などに被災地での活用を打診した。
支援の決定に伴い、同機構は緑の募金の「使途限定募金」に組手什寄贈用募金を設定して、支援をバックアップする。
同会なども町内から木材の寄付を募り、チップ化などで得た収益を緑の募金に加えるという。
23、24の両日には震災支援に当てる間伐材の搬出作業を予定しており、搬出ボランティアも募っている。
賀露おやじの会の丹羽健司事務局長は「木の香りやぬくもりを届け、避難生活を送っている人に少しでも安らぎを取り戻してもらいたい」と話す。
「製材や加工など、林業に携わるさまざまな関係者に協力してもらっている。
新しい支援のモデルを全国に発信したい」と意気込んでいる
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