"2011年- 北陸で資材不足 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    50021
    年:
    2011
    月日:
    0317
    見出し:
    北陸で資材不足 東日本大震災の影響で
    新聞名:
    富山新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110317304.htm
    写真:
    -
    記事
    東日本大震災の影響を受け、北陸で資材不足が深刻化している。
    住宅業界では、被災地 に集積する建材・住設機器の工場が操業を停止し、新築工事に必要な部材が手に入りにく い状況だ。
    鋼材も品薄となっている。
    入荷のめどが立たないケースも多く、業者からは事 態の長期化を危ぶむ声が相次ぐ  「これでは家が建てられない。
    お手上げだ」。
    ひまわりほーむ(金沢市)の加葉田和夫 社長はこう話す。
    窓サッシやキッチンなどの生産停止に伴い、製品の出荷が急きょストッ プしたためだ  代替できる製品がないか探すが、物流機能がまひしており、「仮に在庫があっても届く かどうか分からない」(加葉田社長)という。  ニューハウス工業(金沢市)は地震発生後、屋根の下地や床に使われる合板を問屋に発 注したが、メーカー側から生産の見通しが立たないとして受け付けを拒否された。  「東北には住宅用の合板工場の5割近くが集まっている。
    市場への影響はかなり大きい 」。
    大建工業(南砺市)の澤木良次社長は事態の深刻さを語る。  澤木社長によると、合板工場は震災の被害が大きかった宮城や岩手などに集積しており 、全国的に住宅用部品の流通が滞る可能性があるという。  断熱材不足も深刻だ。
    昨年の夏以降、住宅エコポイント効果で省エネ性に優れた断熱材 の需要が急増。
    もともと生産が追い付かない状況だったところに、震災による生産工場の 停止が追い打ちを掛けた。  大手断熱材メーカーの販売代理店である北陸グラスロン(金沢市)によると、震災前で さえ納入まで1カ月半かかっていたが、震災後は「何カ月待ちとさえ言えなくなってしま った」(北川信一社長)という。  メーカー側からの情報が錯綜(さくそう)していることも住宅業者を混乱させている。  秀光ビルド(加賀市)によると、震災後、納品時期の遅れなどについての連絡が毎日の ように来るが「日によって内容が変わるため、何を信じたらいいか分からない。
    確認作業 に手間取っている」(本間航也社長)という fff:

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