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2011年- 吉富さん木工会館で初個展 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 50013
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0315
- 見出し:
- 社寺彫刻、匠の技感じて 吉富さん木工会館で初個展
- 新聞名:
- 徳島新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/03/2011_130015319253.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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寺社や仏壇の彫刻を40年以上にわたって手掛けてきた社寺彫刻師の吉富悟明さん(66)=徳島市鮎喰町2=が16日から、初めての個展を同市立木工90 件会館で開く。
30年ほど前から作りためた木彫りや竹細工などが並ぶ。
入場無料で、4月3日まで
ヒノキや松を彫り上げた仏像や寺社のミニチュア、遊山箱など約40点を展示。
ボタンや鳳凰(ほうおう)の模様が入った欄間なども展示され、匠(たくみ)の技を鑑賞できる。
販売もある。
目玉は、興福寺(奈良市)の五重塔をモデルにして作った縦50センチ、横50センチ、高さ1・42メートルのミニチュア作品。
屋根瓦の一枚一枚まで精密に仕上げられている。
吉富さんは中学校卒業後、市内の木工90 件業者に就職して鏡台職人に。
10年ほどして独立した頃、自作の厨子(ずし)に施した装飾の技術が専門家に認められ、本格的に彫刻師としての道を歩み始めた。
吉富さんは「苦労して彫り上げた作品ばかり。
木の優しさや力強さを感じてほしい」と来場を呼び掛けている
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