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2011年- 生徒が企画・提案 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 49745
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0216
- 見出し:
- 生徒が企画・提案 ユニバーサルデザインの多目的ルーム
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/okayama/news/20110216ddlk33100646000c.html
- 写真:
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- 記事
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県産材で“点字ブロック”も
玉野高(玉野市)で14日、さまざまな人が分け隔てなく利用できるユニバーサルデザイン(UD)で設計し、県産木材を使って改築した多目的ルーム「ゆかし」が披露された。
県産材を活用してUDの学校施設を整備する県教委事業の一環で生徒が県内企業などを見学し企画・提案。
今年1月末に完成した
【石川勝義】
改築したのは倉庫として使っていた旧物理教室と旧物理準備室(計約187平方メートル)。
スギやヒノキのフローリングでは、わずかな凹凸を足の裏に感じることで点字ブロックの代用になる「浮造り」のスギ板を採用。
教室の入り口にはスロープや手すり、換気に優れた無双窓を取り付けた。
ステージや机、椅
子も県産材でつくり、全体の約3割に間伐材が使われているという。
玉野高は、今年度応募した県立高5校の中から選ばれた。
事業費は、県が森林保全のために個人(年間500円)や法人から徴収する「おかやま森づくり県民税」から出た1000万円。
「ゆかし」は、同校が小中学生向けに実施している実験教室などに使う予定
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