マロニエ |
ふらんす物語 ひとり旅 |
156 |
橡樹 |
立続く橡樹(マロニー)の若芽は見渡すかぎり |
マロニエ |
ふらんす物語 雲 |
195 |
マロニエー |
総のようなマロニエーの白い花が、行き交う馬車 |
トチ |
ふらんす物語 雲 |
197 |
橡の木 |
大空は高い橡の木の若葉で隙間なく遮られているが、 |
ブラタナス |
ふらんす物語 雲 |
205 |
プラタアン樹 |
まばらにプラタアン樹が立っていて、 |
マツ |
ふらんす物語 黄昏の地中海 |
236 |
松 |
遠くに墨絵のような松の岸辺を見る景色 |
ブラタナス |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
91 |
ブラターヌの並木 |
両側に植え付けられたブラターヌの並木と金文字を輝下商店とで、 |
バラ |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
94 |
薔薇色 |
頬の薔薇色した頭髪(かみのけ)の真黒な重々しく肥った女の、 |
バラ |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
97 |
薔薇 |
飛び離れた床の上に、薔薇の花のように落ちている。 |
ヤナギ |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
103 |
柳 |
ローンの大河は岸の柳を根から揺するように |
モモ |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
104 |
桃 |
葡萄畠は色づいた葉の次第に枯れそめ、桃、梨、橙子(オランジ)、橄欖(オリーブ)、杏実(アマンド)の果樹園も皆収穫の |
オレンジ |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
104 |
橙子 |
葡萄畠は色づいた葉の次第に枯れそめ、桃、梨、橙子(オランジ)、橄欖(オリーブ)、杏実(アマンド)の果樹園も皆収穫の |
オリーブ |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
104 |
橄欖 |
葡萄畠は色づいた葉の次第に枯れそめ、桃、梨、橙子(オランジ)、橄欖(オリーブ)、杏実(アマンド)の果樹園も皆収穫の |
アマンド |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
104 |
杏実 |
葡萄畠は色づいた葉の次第に枯れそめ、桃、梨、橙子(オランジ)、橄欖(オリーブ)、杏実(アマンド)の果樹園も皆収穫の |
ブラタナス |
ふらんす物語 祭の夜がたり |
105 |
ブラターヌ |
ブラターヌの並木の下を馬車で大通りへ出る。 |
ヤマナラシ |
ふらんす物語 蛇つかい |
50 |
白楊樹 |
白楊樹の並木が限りもなく続き出す。 |
ブラタナス |
ふらんす物語 蛇つかい |
61 |
ブラターン樹 |
河岸(かし)のブラターン樹が頻りに落葉する。 |
ブラタナス |
ふらんす物語 蛇つかい |
64 |
ブラタン樹 |
黄い日光は大方落尽したブラタン樹の梢から、 |
ヤナギ |
ふらんす物語 秋のちまた |
41 |
柳 |
水際の柳がしきりに落葉する。 |
マツ |
ふらんす物語 新嘉坡の数時間 |
253 |
松の瘤 |
松の瘤のように高く張り出して、 |
ヤマナラシ |
ふらんす物語 船と車 |
17 |
白楊樹 |
正しく列をなし直立している白楊樹(プープリエー)の木の姿と云い、 |
バラ |
ふらんす物語 船と車 |
21 |
白薔薇 |
暖炉の上の花瓶から白薔薇の一輪を抜取って、 |
マロニエ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
268 |
マロニエ |
マロニエーの木陰に造られざるはなし。 |
マロニエ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
268 |
マロニエ |
公園、四辻、川岸、到る処にマロニエーと呼びて、 |
マロニエ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
268 |
マロニエ |
ああ、われは如何にこのマロニエーを愛せしか。 |
マロニエ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
269 |
マロニエ |
ああ、マロニエーよ。わが悲しみ、 |
スギ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
270 |
杉 |
繁りし杉の木立に土湿りて、 |
ヤナギ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
270 |
柳 |
一本の柳をさえ植えたるを見て、 |
ヤナギ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
270 |
柳 |
「親しき友よ、われ死なば、柳を植えよ。わが墓に。」 |
スギ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
270 |
杉 |
黒き杉の木繁りて冷たき石連りし死の国あり。 |
カエデ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
273 |
楓 |
楓の梢には |
トチ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
273 |
橡 |
淋しき墓地を蔽う橡、 |
フジ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
279 |
藤 |
藤棚に蔽われたる出窓の欄干には、 |
ブラタナス |
ふらんす物語 橡の落葉 |
279 |
プラタナス |
二本(ふたもと)のプラタアン高く立ちたり |
ヤナギ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
280 |
柳 |
水の中(うち)見よりは柳の大樹生じて、道の上にまで、その長き枝を曳きたり。 |
オリーブ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
297 |
橄欖 |
橄欖(カンラン)の木の淋しきを見る心地す、 |
ダイダイ |
ふらんす物語 橡の落葉 |
298 |
ダイダイ |
青きサラドの葉の美しさや。ナポリの橙の香しや。 |
トチ |
ふらんす物語 巴里のわかれ |
215 |
橡の若葉 |
街の両側に植え付けた橡の若葉の緑は何とも云えぬ程鮮やかで、 |
トチ |
ふらんす物語 巴里のわかれ |
216 |
橡 |
列をなした橡の木立の若葉で、こんもりと |
トチ |
ふらんす物語 巴里のわかれ |
218 |
橡樹 |
橡樹(マロニエー)の白い花が、散り落ちた上に、 |
トチ |
ふらんす物語 巴里のわかれ |
225 |
橡樹 |
アブニューを蔽う橡樹の若葉の蔭、 |
ブラタナス |
ふらんす物語 霧の夜 |
110 |
ブラターヌ |
必ず立続くブラターヌの木蔭なる岸の石堤に |
ヤマナラシ |
ローン河のほとり |
26 |
白楊樹 |
仏蘭西特有の高い白楊樹の並木ばかりが、 |
カエデ |
ローン河のほとり |
30 |
楓樹 |
青い楓樹(プラターン)の並木が枝を垂れている。 |
バラ |
ローン河のほとり |
31 |
薔薇色 |
何とも云えぬ美しい薔薇色の夕照(ゆうばえ)の中に烟(けむ)り渡って、 |
バラ |
濹東綺譚 |
60 |
薔薇 |
一面に並べた薔薇や百合ゆり夏菊などの鉢物に時ならぬ花壇をつくっている。 |
イチョウ |
濹東綺譚 |
68 |
銀杏 |
銀杏返しに |
イチジク |
濹東綺譚 |
68 |
無花果 |
いつもの無花果と |
ブドウ |
濹東綺譚 |
75 |
ブドウ |
葡萄の葉は |
イチジク |
濹東綺譚 |
75 |
無花果 |
溝の角の無花果 |
ヤマナラシ |
濹東綺譚 |
77 |
白楊樹 |
唯茫然ぼとして、白楊樹の立ちならぶ表通と、横町の角に沿うた広い空地の方を眺めた。 |
イチョウ |
濹東綺譚 |
88 |
銀杏 |
銀杏の樹に |
ヤナギ |
濹東綺譚 |
89 |
柳 |
銀座通に柳の苗木が植えつけられ、 |
ヤナギ |
濹東綺譚 |
89 |
柳 |
柳まつりの翌月であった。 |
シイ |
濹東綺譚 |
104 |
椎 |
朝日の光が軒を蔽う椎の茂みにさしこみ、垣根際に立っている柿の木の、 |
カキ |
濹東綺譚 |
104 |
柿の木 |
朝日の光が軒を蔽う椎の茂みにさしこみ、垣根際に立っている柿の木の |
カキ |
濹東綺譚 |
104 |
柿の実 |
垣根際に立っている柿の木の取り残された柿の実を一層色濃く照している。 |
エノキ |
濹東綺譚 |
105 |
榎 |
崖の榎の黄ばんだ其葉も |