- ヤナギ 2箇所
- カキ 2箇所
- イチョウ 2箇所
- イチジク 2箇所
- ポプラ 1箇所
- ブドウ 1箇所
- バラ 1箇所
- シイ 1箇所
- エノキ 1箇所
永井荷風の小説「ぼく東綺譚」に出てくる樹木や木製品
この小説「の初出は1951年、文庫本におけるページ数は100ページ
ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
7 |
ザイモク |
材木 |
材木などの問屋が |
20 |
樹 |
樹 |
樹木の鬱然と生茂った |
20 |
樹 |
老樹 |
老樹の茂林をなした |
23 |
アガリカマチ |
上框 |
上框に腰をかけて |
60 |
バラ |
薔薇 |
一面に並べた薔薇や |
62 |
ザイモク |
材木 |
遂に材木屋の材木が立て掛けてある |
67 |
葉 |
落葉 |
落葉を焚く楽しみは |
67 |
葉 |
落葉 |
落葉を焚く事とは |
68 |
葉 |
葉 |
葉の茂りは |
68 |
イチジク |
無花果 |
いつもの無花果と |
68 |
イチョウ |
銀杏 |
銀杏返しに |
75 |
イチジク |
無花果 |
溝の角の無花果 |
75 |
森 |
森 |
森然として |
75 |
ブドウ |
ブドウ |
葡萄の葉は |
76 |
板バメ |
板バメ |
待合所の板バメと地蔵尊との間に身をちぢめて風をよけた」 |
77 |
ポプラ |
ポプラ |
白楊樹の立ちならぶ |
79 |
枝 |
枝 |
枯れ枝とに |
79 |
木 |
木の葉 |
濡れた木の葉と |
79 |
シュカイドウ |
シュウ海棠 |
秋海棠の赤い茎は |
86 |
桃割レ |
桃割れ |
髭は桃割れに結い |
86 |
樹 |
樹 |
樹の下などに |
88 |
桃割レ |
桃割れ |
桃割れが結綿をかけた |
88 |
イチョウ |
銀杏 |
銀杏の樹に |
89 |
ヤナギ |
柳 |
柳の苗木が植えつけられ |
89 |
ヤナギ |
柳 |
柳まつりの |
93 |
塩梅 |
塩梅 |
塩梅されたものを好まないのである |
93 |
ナミキ |
ナミキ |
並木の下に腰をかけている |
93 |
ナミキ |
ナミキ |
並木の下に出してある |
94 |
ナミキ |
ナミキ |
並木の下であった |
95 |
キョウボク 高木(コウボク)ノ旧称。 |
高木 |
鶯は幽谷を出でて喬木に遷らんとする時、群をもなさず列をもつくらない。 |
104 |
葉 |
落葉 |
庭を埋めた落葉が |
104 |
木 |
木の葉 |
乾いた木の葉の |
104 |
葉 |
落葉 |
落葉を掃いている |
104 |
カキ |
柿 |
取り残された柿の実を |
104 |
シイ |
椎 |
椎の茂みにさしこみ |
104 |
カキ |
柿 |
柿の木の |
104 |
葉 |
落葉 |
落葉を掃く |
105 |
コズエ |
梢 |
大方散ってしまった梢から |
105 |
エノキ |
榎 |
崖の榎の黄ばんだ其葉も |
105 |
葉 |
葉 |
葉の落るが如く |