この小説は例外的に草本も掲載しました。
新潮文庫 19年 頁
ページ | 元樹種 | 掲載樹種 | 掲載言葉 |
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192 | カキ | 柿の木 | 柿の木の先だけが見えて、伸びた葉が濡れて光っている。 |
192 | 葉 | 伸びた葉 | 柿の木の先だけが見えて、伸びた葉が濡れて光っている。 |
193 | 桶 | 洗い桶 | 俺は洗い桶の上に臀(しり)を据えたまま、 |
199 | 桐箱 | 桐箱 | 中から古い桐箱が出た。 |
251 | 建築 | 住宅建築 | 東京の住宅建築攻勢がこの辺にも波を寄せていて、 |
251 | 雑木林 | 武蔵野の雑木林 | そこは武蔵野の雑木林が、畑に浸蝕されながら、 |
251 | 木立 | 木立 | 林の間の小径を歩いて行き、木立を屏風のように回した内に、 |
251 | 林 | 林の間 | 林の間の小径を歩いて行き、木立を屏風のように回した内に、 |
254 | 樹木 | 樹木 | この山水や樹木や人物などをよく見給え。 |
256 | 雑木林 | 武蔵野の雑木林 | あの武蔵野の雑木林に囲まれた百姓家に行かなかった。 |
257 | 森林 | 森林 | 森林に降っていた蟬の声が衰えていた。 |
260 | 林 | 林 | 林のそびえている空を背後にした彼の背の高い |
261 | クヌギ | 櫟 | 武蔵野の櫟や樅の林はいろづいてきた。 |
261 | モミ | 樅の林 | 武蔵野の櫟や樅の林はいろづいてきた。 |
261 | 樹木 | 樹木 | 樹木や巌石(がんせき) |
261 | 林 | 樅の林 | 武蔵野の櫟や樅の林はいろづいてきた。 |
263 | 木立 | 木立 | 木立に囲まれた百姓家の二階に |
263 | 林 | 武蔵野の林 | あたりの武蔵野の林は秋の色がたけなわであった。 |
285 | 林 | 林 | この辺りの林は秋が凋落し、冬の景色が進行していた。 |