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江戸川乱歩の小説「少年探偵団」に出てくる樹木や木製品

この小説の初出は1937年、文庫本におけるページ数は187ページ
ページ 元樹種 掲載樹種 掲載言葉
9 拍子木 拍子木 長い黒板塀の前を、例の拍子木をたたきながら歩いていますと、
9 板塀 黒板塀 長い黒板塀の前を、例の拍子木をたたきながら歩いていますと、
9 板塀 板塀 板塀とまったく同じ色をした人間のようなものが、
10 ただ櫓が水を切るごとに、うす白い波がたつばかりです。
13 板塀 黒板塀 ただ黒板塀からとびだしたり、黒い水の中を泳いだり、
16 生垣 生垣き 両側は長い板塀や、コンクリート塀や、生垣きばかりで、街燈もほの暗く、
16 板塀 長い板塀 両側は長い板塀や、コンクリート塀や、生垣きばかりで、街燈もほの暗く、
17 生垣 生垣き 生垣きのかげに身をかくして、じっと見ていますと
18 生垣 生垣き 黒い魔物は、その養源寺の生垣きに沿って、ヒョコヒョコと歩いていましたが、やがて、生垣きの破れたところから、お堂の裏手へはいってしまいました。
18 生垣 生垣き 黒い魔物は、その養源寺の生垣きに沿って、ヒョコヒョコと歩いていましたが、やがて、生垣きの破れたところから、お堂の裏手へはいってしまいました。
18 生垣 生垣き 同じ生垣きの破れから、暗やみの寺内へとしのびこみました。
24 神社の森 女の子を、ちかくの神社の森の中へつれこみました。
25 森の中 人影もない森の中を見まわしながら、まだ、それとも気づかず、
25 森の中 女の子を森の中へおいてけぼりにして、サッサとどこかへたちさってしまいました。
25 森の中 森の中での問答がくわしくわかったわけではありませんが、
26 上野の森 隅田川だとか、上野の森だとか、東京中のどこにでも、
27 シタン 紫檀 その床の間には、いつも花びんのおいてある紫檀の台の上に、今夜はみょうなものがおいてあるのです。
27 床の間 床の間 その床の間には、いつも花びんのおいてある紫檀の台の上に、今夜はみょうなものがおいてあるのです。
29 木立 木立 曲者はその木立を縫って、低い茂みは飛び越えて、風のように走っていきます。
32 木登 木登り まるで木登りでもするように、子どもが、空へ登っていくというのだからねえ。
35 あおぎり 青桐 塀際には、背の高い青桐だとか、低くしげっているつつじだとか、
35 つつじ つつじ 塀際には、背の高い青桐だとか、低くしげっているつつじだとか、
35 低くしげっているつつじだとか、色々な木が植えてあります。
46 床板 隅の床板 その部屋の隅の床板に、ポッカリと四角な黒い穴があいているのです。
46 梯子 梯子 そこに立てかけてある粗末な梯子を、危なっかしく、
48 樹木 低い樹木 いかにも、門の横の生垣のそばの低い樹木の茂美みの中に、
48 生垣 生垣 いかにも、門の横の生垣のそばの低い樹木の茂美みの中に、
88 色々な木 穴のある近所は、色々な木が茂っていて、うす暗いのですからね。
110 森を越え 見る見るちに村を越え、森を越え、熊谷市の上空を通過して、
120 まずまわりの襖や障子を全部頑丈なな板戸にかえ、
120 障子 障子 まずまわりの襖や障子を全部頑丈なな板戸にかえ、
120 板戸 板戸 まずまわりの襖や障子を全部頑丈なな板戸にかえ、
120 板戸 板戸 もし賊が、この板戸をどうかして開くことができたとしても、
121 床の間 床の間 立派な木製の枠の中に入れて、その部屋の床の間に安置してあるのですが、この木の枠が、曲(くせ)ものなのです。
121 柱のかげ 枠の柱のかげにある秘密のボタンをおして、
121 木製 木製の枠 立派な木製の枠の中に入れて、その部屋の床の間に安置してあるのですが、この木の枠が、曲(くせ)ものなのです。
121 木枠 木の枠 立派な木製の枠の中に入れて、その部屋の床の間に安置してあるのですが、この木の枠が、曲(くせ)ものなのです。
121 木枠 木の枠 木の枠の上下の隅には、外部からは見えぬように、
127 板戸 板戸 しきりと座敷の板戸を指さしていました。
128 床の間 床の間 板戸をあけて床の間を見ましたが、黄金塔は
128 板戸 板戸 板戸をあけて床の間を見ましたが、黄金塔は
129 板戸 板戸 時々、板戸の外の廊下に、人の足音がします。
130 板戸 板戸 大鳥氏の目の届かない隅のほうの板戸が細めにひらかれ、
130 板戸 板戸 それは昨日の朝、板戸の文字を発見して騒ぎ立てた、
130 板戸 板戸 板戸を音のせぬよう、ソロソロと閉めてしまいました。
130 板戸 板戸 この少女は、鍵のかけてある板戸を、
131 板戸 板戸 板戸と非常ベルの二つの関所は、なんの効果もなかったのです。
132 板戸 板戸 この人だけには板戸の合鍵もあずけ、
132 板戸 板戸 そうして幾度も板戸を出たり入ったりして、人目をしのびながら、
132 板戸 板戸 すると、支配人は、板戸をしめきって、主人のそばへ、いざり寄りながら、
134 板戸 板戸 支配人はいいながら、立ちあがって、板戸をひらき、
136 床板 床板 部屋のまんなかの畳をめくり、その下の床板を撮りはずしました。
136 床板 床板 いきなり尻端折をして、床板の下の地面にお降り立ちました。
136 床板 床板 床板を元通りにして、畳をしき、部屋には外から鍵をかけておいて
136 板戸 板戸 またしても板戸の一枚が、音もなくスーッと細めに開き、
136 板子屋 板子屋 さいわい母屋から離れたた小さな板子屋ですから、
137 板戸 板戸 小さな人の姿が、鍵のかかった板戸を苦もなくあけて、
137 板戸 板戸 板戸が音もなくもらい開いて、少女の姿が部屋を辷りだし、
137 板子屋 板子屋 さいわい母屋からは離れた小さな板子屋ですから、
138 床板 床板 そして、床板も畳も元の通りにして、
140 板戸 板戸 出入り口の板戸には中から鍵をかけて、油断なく見張りをつづけていました。
143 棍棒 棍棒 シャツ一枚の姿で、脚立や棍棒などを持って
144 天井板 天井板 つづけざまに突き上げたものですから、天井板はメリメリという音をたてて破れ、
145 床板 床板 大急ぎで畳をあけ、床板をはずし、それから、
146 縁側 縁側 このお座敷の縁側の下には、厚い板が打ちつけてございますからね。
146 床板 床板 畳をあげ、床板をはずし、土を掘って、
146 厚い板 このお座敷の縁側の下には、厚い板が打ちつけてございますからね。
152 木製 木製の枠  明智はいいながら、木製の枠の隠しボタンを押して、
162 板戸 板戸 部屋の板戸を、外からトントンと叩く音が聞こえて来ました。
162 板戸 板戸 大鳥氏が大声に怒鳴りますと、板戸の外に意外な声が聞こえました。
162 板戸 板戸 大鳥氏は仰天して、慌しくあわただしく板戸をひらきました
167 丸太 丸太の枠 丸太の枠で、土の落ちるのを防いであるという、
169 床板 床板 一枚の畳があげられ、床板がはずされ、
176 林のこずえ 黒く夜空に聳えている公園の林のこずえが、風もないのにガサガサと動いたかと思うと、
176 林のこずえ 黒く夜空に聳えている公園の林のこずえが、風もないのにガサガサと動いたかと思うと、
181 木の葉 木の葉 その林の下の繁った木の葉が、ガサガサと動いて、
181 林の中 林の中は、まだゆうべの闇が残っているように
181 林の下 その林の下の繁った木の葉が、ガサガサと動いて、
181 林の繁み 今まで林の繁みの中にぼんやり見えていた、人の顔のようなものが、
181 林の繁み 林の繁み 入り口の扉の外へ出て、向こうの林の繁みへ向かって、
181 林の繁み 林の中 なんだか、その林の中に隠れている人に、
182 木の葉 木の葉 木の葉が烈しくざわめき、何かしら黒い影が、木立ちの間を向こうの方へ、
182 木立 木立ちの間 木の葉が烈しくざわめき、何かしら黒い影が、木立ちの間を向こうの方へ、
183 木彫 木彫り 壁の所々には、古い時代の木彫りの仏像が、
186 木彫 木彫り 木彫りの仏像が動き出したばかりでなく、信じきっていた部下までが、
189 床板 床板 何か床板をゴトゴトとやっていましたが、
192 林の中 林の中を駆け出した黒い人影は、外ならぬ小林少年でした。
194 木端 木端微塵 きみもおれも、たちまち木端微塵さ。フフフ……。」
195 の中 探偵は警官たちを突き飛ばすようにして、林の中へ走り込みました。
195 林の中 肝をつぶして、同じように林の中へ。
196 木端 木端微塵 二十面相が言ったとおり、肉も骨も木端微塵にくだけ散ってしまったのか、
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  2. 二癈人
  3. D坂の殺人事件
  4. 心理試験
  5. 赤い部屋
  6. 屋根裏の散歩者
  7. 人間椅子
  8. 鏡地獄
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