江戸川乱歩の小説「目羅博士」に出てくる樹木や木製品
この小説の初出は 1931年、文庫本におけるページ数は 32ページ
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ページ |
元樹種 |
掲載樹種 |
掲載言葉 |
124 |
ミカン |
蜜柑 |
蜜柑の皮を上に投げては受け取り、 |
124 |
ミカン |
蜜柑 |
蜜柑の皮を投げたり受け取ったりしていた。 |
125 |
木 |
木登り |
相手は木登りの上手なサルのことだから、 |
125 |
木の枝 |
木の枝 |
彼はその辺に落ちて木の枝を拾って、 |
125 |
木の枝 |
木の枝 |
木の枝でしきりと自分の頸部(けいぶ)をなぐって見せたからです。 |
126 |
木切 |
木切 |
その辺に落ちていた木切れを、一匹のサルに |
126 |
木切 |
木切 |
サルは木切れを拾って、いきなり |
126 |
樹々 |
樹々 |
茂った樹々の下蔭(したかげ)には、もう夜の闇が、 |
127 |
森 |
上野の森 |
もう暮れきった上野の森を、話しながら、 |
127 |
木 |
木の下道 |
暗い木の下道を歩いていて、突然そう言われたときに、 |
130 |
林 |
林の中 |
あの池を見晴らす高台の、林の中の捨て石に、 |
131 |
青葉 |
青葉 |
自然の断崖のように、青葉もなく、 |
134 |
横木 |
横木 |
電線引き込み用の小さな横木に細引をかけて、 |
140 |
横木 |
横木 |
そこの電線の横木に首を吊っていたのでした。 |
148 |
椿事 |
椿事が起こる |
恐ろしい椿事が起こるかもしれないのです。 |
150 |
横木 |
横木 |
電線用の横木から、細引でぶら下がった自分自身をです。 |
151 |
横木 |
電線横木 |
こちらの電線横木と同じ場所に木切れをとりつけ、 |
151 |
木切れ |
木切れ |
こちらの電線横木と同じ場所に木切れをとりつけ、 |
151 |
窓わく |
窓わく |
うっかり窓わくへ片足をかけて、 |