v11.0
空を飛んだ木 特殊攻撃機「桜花」
- 生産国
- 日本
- 開発年
- 1944年
- 種別
- 特殊機
- 名称
- 特殊攻撃機「桜花」
- 英文
- 空技廠
- 本機の写真
- 内容
- 昭和19年に完成した小型の航空特攻兵器で母機に吊るされて目標付近で分離し発射され、その後は搭乗員が誘導して目標に体当たりさせる特攻機でした。開発には航空本部から提出された「試作計画要求書」には構成材料として貴重な軽合金を排し、比較的入手容易な木材等を用いることが記載されていました。要求通り全体を木製にし翼はベニヤ板にしましたが強度上・重量配分上どうしても尾部と垂直尾翼部にはジュラルミンを使わなければならなかったため完全な鋼・木混合ではなかった。実戦に投入された機体のほとんどが敵艦隊を目にすることなく、母機もろとも撃墜されました。
- 幅
- 5.12m
- 長さ
- 6.07m
- 重量
- 440kg
- 速度
- 648km/h
- 航続距離
- 37Km
- 構造
- 翼は布と合板
- その他
- ロケット推進
- 翼
- 低翼
- 機関砲
- なし 機首に1,200kgの爆薬を搭載
- プロベラ数
- なし
- エンジン
- 四式一号二〇型ロケット 静止推力800kg×3(燃焼時間9秒)
- 乗員
- 1名
- 生産数
- 750機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E8%8A%B1_(%E8%88%AA%E7%A9
http://military.sakura.ne.jp/ac/ouka.htm
- 参考書籍・資料
- 写真は「軍用航空機データベース」(T-keyさん製作運営)のご厚意で利用させていただいております。/図説世界の最悪航空機大全(原書房)/
136/140 ページ
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