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空を飛んだ木 大型輸送飛行艇「蒼空」
大型輸送飛行艇「蒼空」
- 生産国
- 日本
- 開発年
- 1944年
- 種別
- 輸送機
- 名称
- 大型輸送飛行艇「蒼空」
- 英文
- 川西
- 本機の写真
- 画像はありません
- 内容
- 太平洋戦争も後半となった昭和18年以降は海軍は 二式飛行艇やその輸送機で細々と人員輸送を行っていました。また機数も少ないため輸送に問題が発生しました。そこで、海軍では二式飛行艇を拡大改良した輸送用大型飛行艇開発を計画、空技廠が提案した簡易構造の輸送飛行艇案を元に川西に対して試作指示を行った。空技廠提案は全木製という驚く提案だったが加工技術の進化や強化木材の研究が進歩したため一応の見通しはついたとして受注をしました。機首部に観音開きのドアを持っており、ここ から兵員や貨物の乗降が可能となっている。しかし資材不足や技術力低下などにより計画は進まず、昭和20年6月頃には既に計画は中断され縮小サイズのモックアップを完成させたのみで終戦を迎えています。
- 幅
- 48m
- 長さ
- 37.72m
- 重量
- 45500kg
- 速度
- 370km/h
- 航続距離
- 3890Km
- 構造
- 強化木材の研究が進歩
- その他
- ---
- 翼
- 高翼
- 機関砲
- 武装なし
- プロベラ数
- 定速4翅
- エンジン
- 三菱 火星22型 空冷14気筒 1,850 hp ×4
- 乗員
- 5名
- 生産数
- 0機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%BC%E7%A9%BA_(%E8%88%AA%E7%A9
- 参考書籍・資料
- wikipedia
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