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大戦の木製飛行機

空を飛んだ木 ク7 試作輸送滑空機「まなづる」

生産国
日本
開発年
1944年
種別
輸送グライター
名称
ク7 試作輸送滑空機「まなづる」/国際 ク-7 試作輸送滑空機
英文
日本国際航空
本機の写真
内容
日本陸軍は「九八式軽戦車を運搬可能な木製の滑空機」としては日本国際航空工業に求め、1943年1月に強度試験用のク-7-Iが完成。その後、実用型となるク-7-IIが製作され、1944年8月15日に初飛行しました。機体は中央胴体と動翼の骨組みは軽合金製で、それ以外は木製。双胴型を採用したことにより大きな四角い貨物室を確保することができ、これにより32 - 40名の兵員か7,000 kgの貨物、又は軽戦車さえ搭載することができました。しかしこれを曳航するには配備数の少ない一〇〇式重爆撃機や四式重爆撃機が必要で、輸送グライダーに実用性がないことが明らかになり、エンジンを装着した動力機型キ-105の開発に移行しました。ク-7-I/IIあわせて2機のみの製造。愛称は「まなづる」
35m
長さ
19.92m
重量
4500kg
速度
200km/h
航続距離
-
構造
陸軍の大型の木製グライダー
その他
---
高翼
機関砲
武装なし
プロベラ数
なし
エンジン
なし
乗員
2名
生産数
1機
動画
参考リンク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF7_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A
http://military.sakura.ne.jp/ac/ku7.htm
参考書籍・資料
写真は「軍用航空機データベース」(T-keyさん製作運営)のご厚意で利用させていただいております。日本陸軍の試作・計画機 1943-1945 (イカロス出版)
134/140 ページ
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