v11.0
空を飛んだ木 機上作業練習機「白菊」
- 生産国
- 日本
- 開発年
- 1942年
- 種別
- 陸上戦闘機
- 名称
- 機上作業練習機「白菊」
- 英文
- 渡辺鉄工所
- 本機の写真
- 内容
- 機上作業練習機というのは日本海軍独特の機種で、爆撃照準手や航法士、機上無線士などの訓練に使用される機体です。 昭和15年海軍が要求、九州飛行機が開発しました。 操縦席に操縦士と銃手兼無線士が、主翼下胴体内の座席に爆撃手、航法士及び教官が乗機するようになっています。機体は全金属製モノコック構造の胴体に木製骨組み合板張りの主翼を有した中翼単葉機で、主脚は固定式。大戦末期には練習任務の他に、対潜作戦と輸送任務にも使用され、それに見合った装備を施された機体も あった。また、沖縄戦の際には少数機が特攻機として使用されました。白菊特攻隊には、TVドラマ「水戸黄門」西村晃氏や裏千家15代の千玄室氏らがいました。
- 幅
- 14.98m
- 長さ
- 10.24m
- 重量
- 1677kg
- 速度
- 226km/h
- 航続距離
- 1170Km
- 構造
- 19年4月以降は機体の一部を木製化
- その他
- ---
- 翼
- 中翼
- 機関砲
- 7.7ミリ機銃×1
- プロベラ数
- 木製固定ピッチ2翅
- エンジン
- 日立 天風21型 空冷9気筒 515 hp
- 乗員
- 5名
- 生産数
- 798機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%8F%8A_(%E8%88%AA%E7%A9
http://military.sakura.ne.jp/ac/k11w.htm
- 参考書籍・資料
- 写真は「軍用航空機データベース」(T-keyさん製作運営)のご厚意で利用させていただいております。
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