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空を飛んだ木 四式特殊輸送機(ク8)
- 生産国
- 日本
- 開発年
- 1941年
- 種別
- 特殊輸送機用グライダー
- 名称
- 四式特殊輸送機 (ク8)
- 英文
- 日本国際航空
- 本機の写真
- 内容
- 日本国際航空が一式輸送機として開発した機体は馬力不足で成功作ではなかったが、陸軍は木金混成の機体製作経験に目を付け、同社に対し一式輸送機の機体から動力装置を外した輸送用滑空機(グライダー)の試験 機試作を指示しました。設計は大量生産と生産工程の簡易化を考慮しており、主翼は木製羽布および合板張り、胴体は鋼管溶接フレームに羽布張りとなっている。昭和19年にようやく採用され四式特殊輸送機と命名されました。陸軍は当機を利用して太平洋諸島における部隊展開を計画、九七式重爆撃機を曳航機とした部隊編成まで行われたが、制空権がない当時ではグライダーを曳航した機体を飛ばすこと自体が自殺行為でした。
- 幅
- 23.2m
- 長さ
- 13.3m
- 重量
- 1700kg
- 速度
- 224km/h
- 航続距離
- -
- 構造
- 木金混成の機体
- その他
- ---
- 翼
- 高翼
- 機関砲
- 武装なし
- プロベラ数
- なし
- エンジン
- なし
- 乗員
- 2名
- 生産数
- 619機
- 動画
- 参考リンク
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%BC%8F%E7%89%B9%E6%AE%
http://military.sakura.ne.jp/ac/ku8.htm
- 参考書籍・資料
- 写真は「軍用航空機データベース」(T-keyさん製作運営)のご厚意で利用させていただいております。日本陸軍の試作・計画機 1943-1945 (イカロス出版)
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