北米、ヨーロッパの住宅にはステキでおしゃれなものが多いですが、なぜそう感じ るのでしょうか。住宅そのもののデサインや色彩が日本の住宅と異なるのが主な 原因ですが、そのほかにもうひとつ大きな要素があります。
それはアウトドアリビングに自然素材、特に木が多く利用されているのです。
私たちは「日本は木の文化、西欧は石の文化」と思っていますが、現実には西欧の住宅の方が木を多く利用しています。
では、どんなものに木が利用されているのでしょうか。隣地との境界に設置するフェンス、目隠しにする木塀や蔦や花のためのラチス、日よけのためのパーゴラ、おしゃれなエントランス、照明ポール、ポスト、アプローチ、ガーデニングのための 土留めや木杭、植木鉢、その他小物などです。そして一番木を使うのがウッドデ ッキです。日本ではつい最近までこれらのものは、ほとんど木以外のものを利用 していました。コンクリートやアルミ、プラスチック等の無機物質素材です。
10年位前からガーデニングブームやその他の要因から、アウトドアリビングに木を利用する機会が増え、特に急速に増えたのがウッドデッキです。
海外のアウトドアリビングのイメージとウッドデッキ