無餘儀情実も有之説諭方等手数
相掛リ候上は必然ニ候得は主人父子興
丸ハ勿論名代の者と申も急速罷出候義
如何可有之哉就ては二十一日?御藩
へ罷出候義万一無覚束候はと只管
心痛罷出候何卒右期限少々御日
延の義奉願度候間程よく御取成可
被下候様奉願上候己上
四月二日
別段内説
去冬大小観察御役々様御下向御尋ニて
は実情底意無覆蔵申上候様との御事
ニ付巨細ニ申上候処何れも被聞召届御落
意御承知ニも相成大膳父子多年の
心耳闔国士民一統の情実共明瞭
徹上仕候処は難有存候乍恐大小監(察 )
御役々様方は
天朝幕府の御耳ニ被為在重大の
事件御承糺す 勅命台旨を被