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停電三昧 12月18日

 停電といったら、台風の時ぐらいしか経験したことが無いのだけれど、ここでは3日に一度停電がやってくる。そんな時間にパソコンでも開いていたら、無念!の一言。それも、特にこの島だけの気もする。ジャワ島のジャカルタの大都から見ると、
「え?停電!そんなものないよ。」といって笑い。
「で、ロンボクの人っていったいどんな生活しているの?」といった質問。同じインドネシア人というよりもこちらの人は私は、ササック人。私はジャワ人。私
はスンバワ人といった感じであって、どうも話をしていると同じインドネシア人という気がしない。だから、ジャカルタからしたらロンボクは「とてつもない田舎で、違う国のようだ」と思われている。
さて、停電はだいたい6時頃にやって来て10時ぐらいに去って行く~~。電力会社の計画停電。「今日、この地域いっときまっか~!」てなノリだろう。その間、約4時間どこからともなくギターの音が流れてきたり、最近は花火をしている。ただ、扇風機は止まり、音楽も聴けない、ゴキブリは見えないので殺しにくい、そして後ろで怪しげな音が・・・・と私は停電がやはり大嫌い。
しかもその時間は無性に暑い。いいことは、新月だったら星は振るように見えるけど。ひたすら、ろうそくの明かりで本を読む。そして、目が悪くなる。目だけはよかった
のに・・・・・
子ども達に停電の時は何をしているか?と聞いたけれども、あんまり面白い答えは返ってこなかった。つまり、「いつもと同じ」なのだ。ろうそくがあったら、そのままやっていることを続けるし。なかったら月明かりでブラブラ。トイレも水浴びも困らない。停電が日常化していると、「今日は雨だ。いやだなあ。」ぐらいの感覚なのだろう。
電気が来たときはいきなり扇風機が動き出し、灯りが道路にあふれて、冷蔵庫が動き出す。その時、日本では味わったことのない感動が3日に一度味わえる。無いと初めてありがたみが分かるもの。電気・・・・
しかし、電気代を払っていて「消費者」として怒るという考えが無いのか?あきらめるのか?住民がもっと問題意識をもって動けば改善されることはいっぱいある。ゴミしかり、公共施設の雨漏りしかり・・・・そして、お金持ちだけが自家発電機を買えて停電のとき一軒だけ赤々としてる。

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