どこの学校にも校長室に大きな表示がある。子ども達の体重・身長の平均値、時間割、などなどである。先生の顔写真も貼ってあり校長から順番に若い先生までピラミッド型に並べてある。一番びっくりしたのは先生方の基本給料表示である。校長○○○○ルピアとしっかり記録されている。自分の給料がこんな誰でも見られる形に掲示されているのをみると、なんか居心地が悪い気もする。だから簡単に
「みかんの日本の給料はいくらだ。」と聞けるんだ。
「いや~~、ひとりで充分生活出来るぐらいです。」
「だから、いくらだ。」
「ルピアだと・・・・○○○○ルピアぐらいかな?」
「お~~~、メッカに何回もいけるじゃないか!」この発想はさすがです。
それから永遠にお金の話が続いて毎回のことながら困ってしまう。その他にこの先生の宗教はイスラム・仏教・ヒンズーと掲示されていてどの宗教を信仰してるかはっきり分かる。日本でプライベートだと思われている事がこちらでは、オープンにしないといけない。隠す方が変なのだろうか?それにしても先生のお給料は低い。
「他にもう一つ仕事を持ってないと家族は食べていけない」というのは嘘でもなさそう。
もっと、もっと村には子ども達がきて先生が今日も休み、週に2~3回しか来ないところがあると新聞に載っていた。平均的に先生の数が足りない。子どもが多い。