これがこっちの子ども会?大人会? 8月28日
「今日は自転車のデコレーション大会しましょう。」とその地域のおくさんが声をかける。自転車を持っている子供たちが自分の自転車にいろいろかざり付けをする。そのかざり付けに大人も一緒に手伝う。まさに自転車のファッションショー。それが終わると親たち・子どもたちでだれが一番よくできていたか品評会。さらに
「ねえ、ねえ、奥さん。次はなにをさせてみましょうか?パン食い競争ってのはどう?」との相談会。
どう見てもお母さんたちが子どもを使って楽しんでるとしか(私には)見えない。それでも、子どもたちも楽しそう。なんだか、昔なつかし子ども会を思い出した。でも、ここで違うのは大人が無茶苦茶楽しんでいるということ。どうも日本の子ども会は大人が見守る形式になってるような気がする。(日本の大人はこんなにばか笑いせえへんわなあ。)
それに、やれ行事だというとだれが役員で、だれがテント借りてと完璧にして「さあ!」ということが多いですが、こちらは何となく思いついた人が役員、空いてる場所を使ってやろう、雨がふったらやめましょう。その間に忘れてなくなったわ~~みたいなのりがある。
ええ加減といえば良い加減なのかもしれない。絶対に無理をしない。お父さんたちも時間があったバレーボールをトーナメント制でしており、脇で子どもたちがやいのやいのとかけ声をかけてる。優勝が決まった日にはまとめて「自転車デコレーション1位」「パン食い1位」「木登り1位」などの表彰式が地元のバンド付きで毎年あるらしい。まだまだ、インドネシアにはこんな地域が山ほどある。「さあ次、何しましょう!」と思える空間、これが「ゆとり」なのだろうか?時々、「たのむから時計もって」とも思いますが。