v11.0
イブキ
解説
ヒノキ科。
常緑針高木。青森以南の太平洋側の海岸あるいは海岸性の暖帯林のなかで、
常緑広葉樹に混じって自生している。 比重0.65。直径40cm。 年輪の幅が狭く、材質は強く、硬く、粘りがある。 また光沢があり、香りがよい。個性的な雰囲気がある。 葉はヒノキのようなうろこ状だが、若木では針状の葉も現われる。心材は紫褐色、辺材は黄白色である。床柱、彫刻用などに用いられるが、量が少なく稀少価値が高いものである。庭木、生け垣としても栽培される。
葉
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日
表皮
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日
巨樹