しらはまじんじゃのびゃくしん
県の天然記念物 樹齢300年、幹周り15.5m、高さ5.8m。
伊古奈比咩命神社(いこなひめのみことじんじゃ)は、下田市白浜にある神社で白濱神社(白浜神社)という通称もある。ナビやグーグルマップなどでは白濱神社と表示されています。
神社境内にはいくつかのビャクシンがあり、その最大のものが参道脇、手水舎の横にあるビャクシンです。
そこからすぐ奥にも古木のビャクシンがあります。こちらは最高長寿の木の米国のブリッスルコーンパインに木肌と形がよく似ていると思いました。
御神木となっているこの木に触れると一年寿命が延びるといわれいます。
幹は3本に分かれていて、その内の2本はすでに枯れて、空洞になっていて中には薬師如来が祀られています。それでこの木は「薬師の柏槇」と呼ばれているようです。
交通は国道135号線を下田方面に向かい、白浜海岸付近ですぐわかります。大きな駐車場があります。伊豆急下田駅から白浜行きのバスはちょうど白浜神社前で止まります。
びゃくしんはイブキとも呼ばれる。由来は伊吹柏槇(びゃくしん)の略で、茨城県高萩伊吹山に多く生えていることからつけられました。 同じ仲間にややねじれて樹形のまとまりのよいカイズカイブキがよく知られています。
『静岡県の巨樹・名木(静岡新聞社)』、『巨樹・巨木 日本全国6 4』、『樹木の顔(静岡県の国県指定天然記念物) 山田正夫著』などにも紹介されています。
ビャクシン関係
https://wood.co.jp/6-bunka/mk/mk76.htm
https://wood.co.jp/6-bunka/mk-new/newmoku76.html
2016年10月23日 中川勝弘撮影