(ほうほんじのたぶのき)
オガタマノキは「モクレン科」の常緑高木。房総半島以西の本州日本海側、山口県北部、 四国、九州、琉球に分布しています。名称は招霊(おきたま)からの転化で、古くこの樹の枝葉を 神前に供えて神霊を招いたことによります。春、香気をを放つ気品ある白花を咲かせる。 また古くから神社、寺院によく植えられています。
この報本寺は推定樹齢200年の大きな枝垂れ桜で有名で花の見頃には見物客もたくさん訪れるそうです。
報本寺のオガタマノキは今まで見た中では最大のものでした。
樹高25m、周囲4m、樹齢推定300年。県の天然記念物です。
交通は 国道414号線から県道15号で右折し松崎町方面に走りますと、10分ほどで報本寺に着きます。荘厳な雰囲気がある中、石段を登り切りますとオガタマノキは本堂左手の下り斜面に位置しています。下にも道がありますので、下からもよく見えます。
書籍では『樹木の顔(静岡県の国県指定天然記念物) 山田正夫著』などに掲載されています。
イチョウの関係リンク
世界の樹木オガタマノキ https://wood.jp/8-jumoku/wood/m010.htm
2016年10月23日 中川勝弘撮影