おおやまづみ おちのみこと
今回の四国撮影旅行で最も見たいところでした。倒壊していないか心配でしたが、はたして立派に聳えて待っていてくれました。動画にあるように中を2回くぐりました。
生樹の御門(いききのごもん)は、愛媛県今治市大三島の大山祇神社奥の院に生育しています。ただ大山祇神社からは少し離れていて、神社から歩くと10~15分くらいかかります。グーグルマップに道順入れました。
この木は「生樹の門」とも呼ばれ、根本の空洞が奥の院への参道として利用されているため、この名前がついています。大山祇神社のクスノキ群には含まれておらず、別途1951年に愛媛県の天然記念物に指定されました。
樹齢は正確には不明ですが、2000年と3000年という異なる推定があります。この木はかつて単幹でしたが、明治時代に衰えたように見えましたが、根株からの萌芽更新によって復活しました。洞のサイズは、幅2m、高さ3m、長さ7mほどあり、大人が楽に通ることができます。洞は一時閉鎖されていましたが、現在は再び開放されています。
樹高:10m、根周:32m 現在、この巨木は株の崩壊が進んでおり、主幹はほぼ枯死していますが、副幹の樹勢は強く、急激に成長しています。