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和名「アピトン」で検索の結果

管理番号 科・属
180287―1 フタバガキ科(Dipterocarpaceae)
Dipterocarpus属
和名・商業名
アピトン
学名
Dipterocarpus spp.
英名・商業名
Apitong
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「アピトン」、代表英名「Apitong」。ガージャン、ケルイン、バスウッド、ヤーン、Apitong(フィリピン)、chhoeuteal(カンボジア)、dau(インド-中国)、Gurjun、gurjun(India,ミヤンマー)、Hora(セイロン)、kanyin(ミヤンマー)、Keruing、keruing(マレーシア,インドネシア,サラワク,北カリマンタン)、kruen(北カリマンタン)、Yang、yang(タイ)、Yang(タイ)、
主たる分布
フィリッピン
樹種解説
常緑高木、大きいものは樹高45mまたはそれ以上、枝下樹高21m達し、樹周は360cm越えることがある。幹は普通円筒状をなし、根張りは小さい。辺材は灰白色から褐色または紫褐色、心材は種類によって材色は様々であるが、一般に淡赤色から赤褐色で、時々細かいオートミル色の斑紋を伴い、外気にさらせば暗色になる。木理は通常通直であるが、浅く組合い、肌利やや粗いが均一。この木材は、堅さと重さは非常に様々あり、天然乾燥困難である。乾燥は遅く、材の木口に適当な塗料を塗って保護する。幅反り、細かな表面干割れ、および木口割れのような欠点を生ずる。この材はまた人工乾燥中で高温を用いると崩壊しがちであるから注意が必要。この材は、適度に耐久力がある。白蟻に抵抗力はなく、また辺材は粉解甲虫およびピンホール虫の害を受け易い。加工度も様々であるが、鋸挽きおよび加工は、困難ではない。また鋸の歯が粘りつく傾向がある。またこの材は、柾目挽面は、木理逆目を生じ易いので、鉋削りに注意が必要。好適な仕上げを得られるが、磨く前に目止めの必要がある。釘打ち、ねじもみおよび接着も良いが、樹脂が浸出するのでペンキ塗りに注意が必要。用途は市場供給量の豊富さ、その材質と値段の安さのために、この類の木材は多くの国で用いられてきた。鉄道貨車板、建築用屋根葺小割板、土台、敷居、タルキ、根太、梁、壁板、間柱、床板類、窓枠、ボート、茶箱、荷造り箱、工場の床、の他フローリング、階段材など。防腐処理すれば鉄道枕木、電柱および腕木に用いられる。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8
2. 1%当り収縮率
接線方向
8
半径方向
8
3.全収縮率
接線方向
6
半径方向
6
4.曲げヤング係
8
5.縦圧縮強さ
9
6.縦引張り強さ
8
7.曲げ強さ
9
8.せん断強さ
8+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、熱帯産主要木材(1958)、
中川木材産業のビジネスPRその1  取り外し簡単な「フリーフェンス」、ページはコチラです。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )

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