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和名「アピトン」で検索の結果

管理番号 科・属
181288―4 フタバガキ科(Dipterocarpaceae)
Dipterocarpus属
和名・商業名
アピトン
学名
Dipterocarpus sp.
英名・商業名
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「クルイン」、代表英名「Keruing」。ガージュン、ケルイン、フィリピンのアピトン、マイヤーン、ミヤンマー)、ヤン、East Indian ebony、Keruing、
主たる分布
インドネシア、マレーシア
樹種解説
樹種が多く同属に約80種があるといわれる。産地によって成長に差がある。大きなものは樹高50m、直径2mに達する。幹は円筒状をなし、樹冠は比較的小さい。皮は灰色または帯黄褐色、一般に共に薄片となって剥落するか、または多少滑かで無数のコルク質の皮目あり、まれに割れ目を生じ時々暗色の樹脂が滲出するのが見られる。分布はインド、スリランカ、バングラデッシュ、タイから東南アジアに広く分布。この材はやや堅くて重く強いが、重さは種類によって非常に大きな範囲になっており、1.5倍の差がある。心材と辺材の識別容易である。辺材は淡黄褐色~灰褐色。心材は灰赤褐色~オレンジ色~紫紅色と樹種によって多様である。木理通直ときに交錯。肌理はむしろ粗い方で、新材の時は特有の樹脂の香りがある。油性の樹脂は普通木口面に出る。丸太は一般に天然の欠点が少なく、幼虫の害も少ない。乾燥は乾燥は遅く、収縮率が非常に大きいので注意を要す。しかし一度乾燥すると強度は高く、菌にはかなりの抵抗性を示す。辺材は耐久力がなく、かつ粉解甲虫の害を受け易く、心材は適度の耐久力がある。材は一般に樹脂を含み、注意して乾燥しないと狂いを生じ易く、樹脂のため鋸挽困難であるが、その他加工は困難でない。相当耐久力あり、普通甲虫害に侵されることはないが、地面に接しては耐久力がない。用途は鉄道貨車板、建築用屋板、土台、敷居、タルキ、根太、梁、壁板、間柱、床板類、窓枠、ボート、茶箱、荷造り箱、工場の床、の他フローリング、階段材など。クレオソート処理枕木は、マレーシアでは平均寿命が20年となっている。アジアでは合板にも用いられている。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
8+
2. 1%当り収縮率
接線方向
9
半径方向
9
3.全収縮率
接線方向
7
半径方向
7
4.曲げヤング係
9+
5.縦圧縮強さ
9+
6.縦引張り強さ
9
7.曲げ強さ
9
8.せん断強さ
8+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)
中川木材産業のビジネスPRその1  取り外し簡単な「フリーフェンス」、ページはコチラです。(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )

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