v11.0
- ID:
- 40082
- 年:
- 2017
- 月日:
- 1124
- 見出し:
- 新潟)美人林の間伐材が新生児へのおもちゃに 十日町市
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.asahi.com/articles/ASKCM6RHHKCMUOHB00G.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
十日町市松之山松口にあるブナの原生林「美人林」の間伐材が、赤ちゃん向けの木製おもちゃに生まれ変わった。
松之山自治振興会が地域で生まれた子どもに「人生初のおもちゃ」としてお祝いに贈る。
美人林で毎年子育てする野鳥を題材に、その習性にちなんで「里山で健やかに成長し、いつまでも地域
を応援して」との願いも込めた。
おもちゃは、大きな赤いくちばしが特徴の野鳥、アカショウビンがモデルで、新潟市の工房が製作した。
旧松之山町時代は町の鳥だった。
大人の手のひらに乗るサイズで、引っ張ると車が回って羽の部分が上下動し、カタカタと音がする。
また、おなかに卵を抱いていて、その卵は取り外しができ、振るとカラカ
ラと音を出す仕掛けだ。
赤ちゃんがなめても危険がないよう、塗装はしていない
アカショウビンは、毎年春の田植えの時期に東南アジア方面から飛来し、美人林などで子育てをするという。
松之山地域に住所がある人が出産すると1人に1体が贈られる。
同地域は山あいにあり、人口2千人余り。
山あいの地域に生まれてきてくれた感謝の気持ちと、成長した子どもたちが松之山地域を巣
立っても、いつかは地域に戻って出産や子育てをしてほしい、との地域の願いも込めた
fff: