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- ID:
- 38870
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0627
- 見出し:
- 【シゴトを知ろう】植木職人 編 ~番外編~
- 新聞名:
- エキサイトニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.excite.co.jp/News/column_g/20170627/MynaviShingakuU17_25cb25cc-84c8-4408-bd9e-b7b346a009cd.html
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木々を植え、そのお世話をするのが仕事だと思われがちな植木職人という職業。
しかし実際は樹木を植えるための土台をつくったり、屋上緑化を工夫して行ったりと、異業種の人たちと交流し意見を出し合いながら植物にとっての環境を整える、そんな包括的な業務も請け負うダイナミックな仕事です。
父親の働
く造園会社に入る前に、外構工事や基礎工事なども行う企業で修行を積んだ鳥海さんに、植木職人としてのお仕事の魅力を語ってもらいました。
■樹木の寿命を決めるのは植木職人の技術
――街や公園を歩いていると、やっぱり植木などが気になりますか?
とても気になりますよ。
「もっとこう切ってあげたらカッコよくなるのになぁ」とか「もうこの木の寿命は短いな」とか、いろいろ気になって見てしまいます。
桜も、もともとあまり強くない木で、剪定(せんてい)で切り過ぎるなど、うまくやらないとそこから腐ることもあります。
よくキノコのようなものが生えてきている桜があるでしょう
? あれは中に菌が入り込んでしまった証拠で、ああなるともう寿命は長くないんです。
桜の寿命は70年程度と言われていますが、それを縮めてしまうのも、全うさせてあげるのも面倒を見る人の技術次第。
木は生き物ですから、特徴も個性もよく見て手をかけてあげたいですね
――植木をかっこよく見せるコツってあるんですか?
上に真っすぐ伸びていく性格の木、逆に横に広がっていく木、いろいろありますがその特性を生かして美しく自然に仕上げるのが一番の基本だと思っています。
…
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