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- ID:
- 38060
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0331
- 見出し:
- 「大川のヒキダシ展」 木工家具の伝統技術、若者に伝える
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/life/news/170331/lif1703310043-n1.html
- 写真:
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- 記事
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国内有数の木工家具の産地、福岡県大川市が誇る“大川家具”の魅力を広めようと、「大川のヒキダシ展」と題したイベントがこのほど都内で開かれた。
気鋭のクリエーターらが「本当に欲しいヒキダシ」をテーマに斬新な発想で家具の使い方や楽しみ方を提案し、これを大川の家具職人の手で作り上げて展示した。
大川市と大川インテリア振興センターが地方創生推進事業の一環として共催した。
放送作家の小山薫堂さんは自身が社長を務める企画会社のメンバーも動員し、中に籠もって考え事に没頭できる大きな木箱のような「アイディアを生み出すヒキダシ」を考案。
ほかに大手セレクトショップのビームスでバイヤーを務める鈴木修司さん、メーキャップアーティストのイガリシノブさんが参加した。
イベントでは職人と一緒に小型家具の製作を体験するワークショップやトークショーなども行われた。
大川家具は天文5(1536)年に船大工の技術を生かして始まった「指物」が起源とされ、約480年の長い伝統がある。
木に穴や切り込みを入れ、くぎを使わずに差し合わせて組み立てる。
同センターの土井彌一郎理事長は「全国で知名度を上げ、若い人には大川でぜひ起業してほしい」と呼びかけている
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