v11.0
- ID:
- 明している
37145
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1221
- 見出し:
- 伊豆地域の木材生産増加 5年前の5倍超、伸び順調
- 新聞名:
- @S[アットエス] by 静岡新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/312687.html
- 写真:
- 【図・表 】
- 記事
-
伊豆地域の木材生産量が増加している。
2015年度は5年前の5倍を超え、順調な伸びを示す。
静岡県は20日の県森林審議会に示した伊豆地域森林計画案に「適正な主伐や間伐」と「確実な更新」をうたい、森林資源の有効活用を図る方針だ
県によると、伊豆地域(5市6町)の15年度の木材生産量は5万1千立方メートル。
県全体で増加傾向にあり、15年度は富士、静岡、天竜を含む4地域で37万8千立方メートル。
このうち、伊豆は14%のシェアを占める。
県森林計画課は、15年に富士市内での合板工場の稼働が増加要因の一つとみ
る。
担当者は「伊豆からの売り先が新たにできたのは大きい。
地域で意欲が高まっている」と話す
伊豆地域森林計画は、17年度から10年間の伐採・造林の計画量などを定める。
同審議会で了承された計画案は、前半の5年間に伐採する木材の量を現行計画より多い主伐14万立方メートル、間伐34万立方メートルの計48万立方メートルと設定。
戦後に造林されて利用できる林齢に達した人工林
の“若返り”を進める方針だ
県は17年度の県産材生産量の目標を50万立方メートルとし、このうち6万立方メートルを伊豆地域に割り当てる。
森林計画課の担当者は「所有者を補助する施策を通じて伐採と更新を促していきたい」と話している
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