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- ID:
- 36634
- 年:
- 2016
- 月日:
- 1019
- 見出し:
- 木工品ブランド確立へ 中津支援学校
- 新聞名:
- 大分合同新聞
- 元UR(アドレス):
- https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/10/19/JD0055111247
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- 記事
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中津市の中津支援学校(河野雅史校長)は本年度、市内の中津東高校と協力して、作業実習で製作している木工品のブランド化を進めている。
同高機械科の生徒が校章を模したロゴマークの焼き印を作り、マーケティング部員がプロデュースを担当。
専門性を生かして販売増に向けて力を入れる。
支援学校では中・高等部の「作業学習」の時間に木製のベンチや棚を製作。
大量生産はできないが、手作業で多様な製品を作ることができるため、ブランド化に活路を見いだした。
今春に赴任した河野校長が昨年度まで教頭だった同高に協力を依頼した
市内外のイベントでさまざまな物品の販売実績がある同高マーケティング部は、8月からニーズや価格、販売法などを検討。
市中心部の商店街で開かれている「南部自由市場」などで、部員手作りの食事とともに、支援学校の木工品も販売している。
今後、商品開発などのアドバイスも続けるという
同高機械科はプログラミングや金属加工の技術を生かして、校章が入った鋼製の焼き印などを贈呈。
ベンチや棚にロゴマークの刻印を入れられるようになり、支援学校のブランドをより打ち出せるようになった
支援学校高等部の田中佳希さん(3年)は「刻印に負けない木工製品にしなければというプレッシャーと、良い木工製品になるという期待を感じています」と感謝している
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