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- ID:
- 36018
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0730
- 見出し:
- 軽さがいいね、住田産木材の机 町内の小中学校
- 新聞名:
- 岩手日報
- 元UR(アドレス):
- https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160730_9
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
住田町は今夏から、劣化が進んだ町内小中学校の机や椅子を、町内産木材を使った新品に順次更新する。
15年使った現在の机や椅子も町内産の杉で作られているが、強度を保つため部品が太く重かった。
今回は設計や部品の組み方で軽量化を図ったほか、天板は交換でき、卒業時にはプレゼント
町内の子どもたちに、木により親しみながら学校生活を送ってもらう。
新しい机と椅子は町内産の杉とアカマツを使用。
町内業者の加工、生産を前提に全国で活躍しているデザイナーの南雲勝志さん=東京都渋谷区=が設計し、木工所や塗装業者ら地元の職人が作り上げた。
机や椅子の脚を細くしながら「まわし組み」という木の組み方で強度を確保。
脚は内側に勾配をつけてデザインした。
南雲さんは「杉は強度が弱くて部品を細くきれいな形にするのは難しい。
接合一つ一つに職人の思いが込められている」と強調する
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