v11.0
- ID:
-
36014
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0730
- 見出し:
- 原因、木の成長と強風 再発防止検討委
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k32/040/420000c
- 写真:
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- 記事
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邑南町の県道で5月に起きた落石死亡事故で、専門家でつくる「再発防止検討委員会」は29日、松江市で第3回会合を開いた。
岩は斜面の樹木の根元から落下したが、樹木の成長と強風が原因と結論づけた。
また落石の危険情報を住民から提供してもらうなど再発防止策を話し合った。
8月上旬に最終
会合を公開で開き、県への提言をまとめる。
会合は非公開で約3時間、委員5人が原因と対策を検討した。
終了後、大阪大大学院教授の常田賢一委員長が記者会見した。
検討委によると、事故原因は、樹木の根元に埋まっていた岩が木の成長で押し上げられ、さらに強風で木が揺れて落下したと判断した。
樹木の成長が岩の不安定化をもたらすことを提言に盛り込む
一方、県内全域での再発防止について「落石がいつどこで起きるかは察知できない」として住民からの情報提供の仕組みや、斜面の点検頻度などを議論した
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