v11.0
- ID:
- 35940
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0723
- 見出し:
- イタリアンな木製フレーム自転車「8.5 TELAI」―元アルファロメオ・チェントロスティーレのデザイナーが製作
- 新聞名:
- インターネットコム
- 元UR(アドレス):
- http://internetcom.jp/201307
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
木製フレームの自転車「8.5 TELAI」
「8.5 TELAI」は、イタリア製の木製フレーム自転車。
マリン合板を使用したことで、木材の高いデザイン性と、カーボンファイバーなみのパフォーマンスの両立に成功しました。
製作したのは、現在はプロダクトデザイナー/インテリアデザイナーとして働くAlberto Podeschiさん。
Podeschiさんは過去にはCentro Stile Alfa
Romeo(アルファロメオ・チェントロスティーレ)で働いていたこともあるそう。
でもアルファロメオチュントロスティーレで働いていた頃も、インテリアデザイナーとして働く今も、ずっと自転車に対する情熱を持ち続けていたのだとか。
それが今回「8.5 TELAI」の製造に踏み切った理由だそうです
インテリアデザイナーのセンスが光る「8.5 TELAI」の木製フレーム
インテリアデザイナーPodeschiさんのセンスが光る「8.5 TELAI」の木製フレーム
最大の魅力は、インテリアデザイナーとしても働くPodeschiさんによるデザイン。
工業製品でありつつ、家具でもあるという発想でデザインされた「8.5 TELAI」のフレームは、自転車一筋のデザイナーの手によるものとは違う、独自の造型となっています
その独自の発想を形にしてくれたのはレーザーカット/彫刻技術。
この技術はまた、低価格でのフレーム作成をも可能にしたそうです
「8.5 TELAI」を実現したレーザーカット技術
Podeschiさんのセンスを形にするレーザーカット/彫刻技術
フレーム素材はOKOUMEのマリン合板。
これはグラスファイバーよりも軽くて丈夫で、カーボンファイバーに近いパフォーマンスを持つと言われているもの。
Podeschiさんはこの素材を使い、防水仕上げのフレームを製作しました。
防水加工された木製フレームの自転車「8.5 TELAI」
防水仕上げをアピールする画像
やりすぎ?
モデルは2種。
曲線が美しい「Model 1」と、直線主体のデザインを持つ「Model 2」。
どちらを選んでも重さ(フレームのみ約4.5キロ、自転車での重量11.5キロ)は同じです
直線フレームの「8.5 TELAI」Model 2
直線主体のデザイン「Model 2」
フレームが軽量な「8.5 TELAI」
重さ11.5キロと軽量なので、階段を担いで昇り降りしやすい
木製フレームには、そのデザインが街の景色に溶け込みやすいというメリットが。
イタリアの港町にもぴったり…なだけでなく、どんな街を走っても木製フレーム自転車は絵になるそうです
木製フレームは、街にも海にも合う。
Podeschiさんは現在、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。
1,190ユーロの出資で「Model 1」または「Model 2」を1台入手できます。
日本への配送にも対応しており、出荷は2016年10月に予定されています
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