v11.0
- ID:
- 35583
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0605
- 見出し:
- 出発進行 木材多用し和風 和歌山電鉄 /
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/articles/20160605/ddl/k30/040/281000c
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
和歌山電鉄は4日、県内特産の梅をイメージして改装した貴志川線の梅干し色車両「うめ星電車」の運行を開始した。
JR九州の豪華寝台特急「ななつ星in九州」にあやかった名前で、ななつ星のデザイナーで電鉄が所属する両備グループ(岡山市)顧問も務める水戸岡鋭治氏がデザイン。
通勤・通学に使
われる車両ながら、木材を多く使った和風のデザインに、見物客から驚きの声が上がった。
2両編成で、南海時代から引き継いだ1970年製の2270系車両を約4000万円をかけて改装。
内装はスギ材の組子による窓枠や梅をイメージした柄のマツ材の天井、障子に似せた和紙のカーテンなどを設置し、細部まで和風にこだわった。
同日に和歌山市の伊太祈曽駅であった内覧会で、「たま2世駅長」の猫「ニタマ」を抱いた小嶋光信社長は「車体の色に一番悩んだが、『うめえ』色が見つかった」と梅干しを取り出し、会場の笑いを誘った。
水戸岡さんは「今回はななつ星に関わった職人たちも参加してくれた。
ぜいたくな車両ができた」と満足そ
うに話した
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