v11.0
- ID:
- 35571
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0528
- 見出し:
- フィンランド木工職人、静岡の技学ぶ 見本市も参加
- 新聞名:
- S[アットエス] by 静岡新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/245218.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
藤枝市の家具メーカーで研修しているフィンランド人の木工職人、ヴィリ・ヴォリネンさん(30)が、6月1日に静岡市内で開幕する「シズオカKAGUメッセ」(静岡県家具工業組合主催)で、自作の家具を披露する。
北欧は日本で人気が高い家具産地の一つ。
6月末まで約2カ月の研修を通じ、「日本伝統の木
工技術を学び、文化も吸収したい」と意欲的だ
ヴォリネンさんはフィンランドの職業訓練校で教務補助を務めている。
同国内の講演会で日本の家具職人に出会い、技術の高さと奥深さに魅了されたという
現在の研修先は、クリの木の無垢(むく)材を主体にした家具を手掛ける藤枝市潮の「遊木舎西尾」。
取引先から打診を受けた西尾正勝社長(70)が「同じものづくりの仲間。
こちらも良い刺激になる」と受け入れを快諾した。
研修中に開かれるシズオカKAGUメッセへの参加も提案した
ヴォリネンさんが取り組んでいる家具は、クリの木を使った高さ約80センチ、引き出し付きのサイドテーブルで、「軽さとシャープなデザインが特徴」という。
日本国内の材料と工場内のツールを駆使し、北欧スタイルの家具を完成させる予定だ
fff: