v11.0
- ID:
- 34591
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0113
- 見出し:
- 木の市況が今後気になる? 福井で初市
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20160113/CK2016011302000010.html
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- 記事
-
県森林組合連合会の初市が十二日、福井市合島(ごうしま)町の県木材流通センターで開かれた。
県産を中心にした原木千七百三十本(計八百立方メートル)が屋外に並べられ、競り人や買い付け業者の威勢の良い声が響いた。
県内に五つある木材市のうち一番早い初市となった。
市は午前十時に「カラン、カラン」という鐘の音で幕開け。
振り子と呼ばれる競り人が「はい三メートルだよ。
(一立方メートル当たり)一万三千円」と次々に販売額を出していった。
池田町、福井市美山地区、南越前町などで伐採されたスギ、マツ、ヒノキなどが集まり、ケヤキの樹齢二百年余りの大木も目玉商品として並んだ
新築住宅需要の低迷などが響き、例年より単価、販売額とも低めの初市となった。
同センターの長谷川治課長は「暖冬で冬期間も山から木が出てくるのではないかとみる業者も多く、買い気も弱かった」と話し、今後の市況回復に期待していた。
近くの県嶺北木材林産協同組合でも、この日から製品市場が始まった。
どちらの市も毎月三回ほど開かれる
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