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    ID:
    32434
    年:
    2015
    月日:
    0206
    見出し:
    木製戦闘機から平和学んだ 高山工生が模型発売へ
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150207/CK2015020702000018.html
    写真:
    【写真】
    記事
    高山市千島町の高山工業高校の生徒が、太平洋戦争末期に試作された木製戦闘機「キ一〇六」の組み立て式模型を開発し、来年度からの販売を目指している。
    戦闘機の歴史を見つめ直し、平和の尊さを実感した生徒たちは、模型を通して戦争のむなしさが伝わればと願っている。  高山工高の前身・高山航空工業学校の生徒がキ一〇六の製作に関わっていたことから学校が企画。
    模型は全長三十三センチで百四十三個の部品を組み立てて作る。  いずれも電子機械科の三年生の中村紀公郎(きくお)君(17)、稲田涼君(18)、石原裕太郎君(18)、大坪謙仁(けんと)君(18)、高田賢君(17)が商品化に携わった。  終戦直後に部品や設計図が焼却されて記録がなく、生徒たちは機体の一部が残っている北海道江別市の博物館を訪れたり、キ一〇六の土台となった戦闘機「キ八四」を参考にしたりして図面を作った。
    部品のデータをコンピューターに入力し、レーザー加工機でシナベニという木の板を切り取った。  翼を見学した高田君は「昔の技術力の高さに驚いた。
    その力を戦争以外にも生かせなかったのか」と残念がる。
    リーダーの中村君は「僕たちの先輩たちはつらい思いをして戦闘機を作っていたと思う。
    二度と戦争を起こしてはいけないと感じた」と話した。  価格は未定で、高山市本町のサテライトキャンパスでの販売を予定している。
    試作品の小型版(全長十六センチ、二十五パーツ)はサテライトキャンパスで一個五百円(税込み)で販売している。 (酒井翔平)  <キ一〇六>太平洋戦争末期に試作されていた木製戦闘機。
    当時の金属不足を補うため、機体をブナ材やナラ材で代用していた。  高山市内では、木工会社5社で設立した会社「高山航空工業」が製作していた。
    同社の若手技術者を養成するためにできた高山工業高校の前身・高山航空工業学校の生徒も製作にかかわった。
    実際に戦場で使われることはなかった fff:

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