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- ID:
- 34476
- 年:
- 2015
- 月日:
- 1216
- 見出し:
- 木材活用で「日本らしさ」 法隆寺か縄文遺跡か
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/photo/daily/news/151215/dly1512150038-n1.html
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- 【写真】
- 記事
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新国立競技場の新たな建設計画で14日に発表された2陣営の技術提案書では、ともに「日本らしさ」を強調し、木材を積極的に活用する構想を打ち出した。
A案は階層構造が特徴で、B案はスタジアムを囲む木柱が印象的なデザインとなった。
A案は法隆寺五重塔などを引き合いに出し、せり出した数層のひさし部分による「陰影のある日本らしい外観」をテーマとした。
屋根も木材と鉄骨を組み合わせた構造にし「木の持つ温かな質感で観客を包み込む」としている。
ラウンジなどの内装にも木材や障子など「和」をふんだんに取り入れる計画だ
B案は19メートルの国産カラマツ材の柱72本が、美しい器をイメージしたスタンドを取り囲み、波打つような形状の屋根を支える。
縄文遺跡や長野・諏訪大社の御柱祭など、日本では伝統的に神事に木柱が用いられることに着想を得て「力強い巨木で支えることで日本らしい祝祭空間をつくる」とした
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