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- ID:
- 32417
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0208
- 見出し:
- 国産木材利用促進を 宮崎県と連携協定 川崎でフォーラム
- 新聞名:
- カナロコ
- 元UR(アドレス):
- http://www.kanaloco.jp/article/83812/cms_id/125088
- 写真:
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- 記事
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国産木材の利用促進などで連携協定を結んだ川崎市と宮崎県は7日、同市高津区のホテルKSPで連携協定記念イベント「『都市の森林』フォーラム」を開いた。
河野俊嗣宮崎県知事や福田紀彦川崎市長、両県市の建設や木材関係企業の関係者ら約130人が参加。
国産木材利用の現状や取り組みを
紹介し、今後の可能性を探った。
フォーラムでは、川崎市在住で前宮崎県木材利用技術センター長の有馬孝禮東大名誉教授が「なぜいま木の建築なのか」をテーマに講演した。
有馬さんは都市部での木材利用が地球温暖化防止につながることなど木造建築物の有効性を説明し、「使うことが次につながる。
木材の生産を生む消費が重
要」などと述べた。
木材使用の機運を高めることが可能性を広げるとし、「次の世代に資源をおくる時代にきている。
そういう意味でも宮崎県と川崎市が果たす役割は大きい」と期待を口にした。
また、林野庁と国土交通省の担当者による木材利用推進の取り組み、宮崎県の県産材を使った大型建築物の事例についてなどの講演も実施。
終了後は参加者による交流会も開かれた。
両県市が昨年11月に結んだ連携協定は、互いの資源や特性、強みを生かした協力を通じ、地域活性化や持続的成長を目指している。
木材の利用促進をはじめ、フードビジネス、子どもの交流などの分野での協力が盛り込まれている
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