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- ID:
- 33366
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0625
- 見出し:
- 東京ボード工業---新規事業であるWPCを開始、PBRは1倍割れ
- 新聞名:
- 株探ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://news.mynavi.jp/news/2015/06/25/080/
- 写真:
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- 記事
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東京ボード工業<7815>は「リサイクリングで地球環境の未来を創る」という経営理念のもと、木質廃棄物を再資源化して製造した「パーティクルボード」の販売を通し、地球環境への負荷を低減することを目的とした木材環境ソリューション事業並びにファシリティ事業を営んでいる。
ファシリティ事業では同社保
有不動産の荒川工場跡地及び足立工場跡地の有効利用として、荒川工場跡地を医療機関に貸与しており、足立工場跡地はショッピングタウン「カリブ梅島」として施設の管理運営をしている。
2014年12月の新規上場
パーティクルボードとは、木材の小片(木材チップ)を接着剤と混合し、熱圧成形した木質ボードである。
JIS規格の寸法や性能によって様々な種類及び用途がある。
このうち同社では、マンションの二重床の床下地材として使われるパーティクルボードを主力製品としており、住宅市況の影響を受けるものの、W
PC(木粉とプラスチックを混合し成形することによって製造される「木材プラスチック再生複合材」)拡販などで2016年3月期は売上高で前期比8.5%増の65.57億円が見込まれている。
一方、新規事業であるWPCの生産設備の稼働等で減価償却費年額4.92億円が見込まれている。
これにより、減価償却費が前期の3.47億円、前々期の3.21億円から大幅に増加することとなり、営業利益で前期比7.5%減の6.97億円が予想されている。
ただし、PBRは1倍割れとなっており、下値不安に乏しい状
況となっている。
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