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- ID:
- 33230
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0605
- 見出し:
- 統一ブランド:「ハイブリッド高知」発信 「土佐の素材、世界へ」 県産でものづくりの5社、10〜12日 /
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/kochi/news/20150606ddlk39020606000c.html
- 写真:
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- 記事
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木材や土佐和紙など県産の素材を使ったものづくりを手掛ける県内のメーカー5社が、統一ブランド「HYBRID−Kochi−JP(ハイブリッド高知)」を打ち出した。
異業種交流を通して開発した雑貨などの商品を、東京で10〜12日に開かれる国際見本市「インテリアライフスタイル」で発表する。
【上野宏人】
5社は、まな板など木材加工の「土佐龍」(須崎市)▽土佐打刃物の「穂岐山(ほきやま)刃物」(香美市)▽木材を糸状に加工した緩衝材「木毛(もくめん)」の「戸田商行」(土佐市)▽土佐和紙の「モリサ」(同)▽不織布の「三彩」(同)
各社が扱う素材や商品を組み合わせて新たな商品を開発。
吸湿性、消臭性があるクスノキの木毛を、和紙の袋に収めたシューズ・ブーツキーパー▽土佐打刃物を百貨店などで展示するための器具▽まな板や包丁、キッチンペーパーなど台所用品をそろえたギフトセット−−などで、ディレクターとして迎え
た米在住のデザイナー、ヨーコ・ルイスさんが昨秋から監修、商品のデザイン性を高めた。
各社は、これまでのOEM(相手先ブランドによる受託生産)に加え、統一ブランドを育てることで、販路や取引先の新規開拓につなげたい考え。
モリサの商品開発担当、大奈路はるみさん(54)は「素晴らしい高知の素材を、商品を通して県外や海外と結びたい」と意気込んでいる。
問い合わせはモリサ内の事務局(088・852・1177)
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