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    ID:
    33166
    年:
    2015
    月日:
    0526
    見出し:
    江別で木製戦闘機製造に動員、女子挺身隊の姿を劇に 大麻高演劇部、14日市内で公演
    新聞名:
    北海道新聞-
    元UR(アドレス):
    http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0137946.html
    写真:
    【写真】
    記事
    大麻高演劇部は、太平洋戦争末期に江別で木製戦闘機キ106の製造に動員された女子挺身(ていしん)隊の姿を描いた「青藍(せいらん)の空高く」を、6月14日に市コミュニティセンターで公演する。
    連日稽古に打ち込む25人の部員は「遠い時代の出来事と思わず、若い人にも見に来てほしい」と話す。
    ( 高田晃太郎)  キ106はアルミニウムなどの資材不足から機体に道産エゾマツを使って生産された。
    王子航空機江別製作所(現王子エフテックス江別工場)が1944年(昭和19年)から生産、終戦までに3機が完成した。  「青藍の空高く」の脚本を手掛けたのは演劇部顧問の山崎公博教諭(46)。
    5、6年前に木製戦闘機の存在を知り「今の高校生が当時の若者の思いを知ることで、人間的にも成長できるはず」と構想を温めてきたという。  山崎教諭は戦闘機に関する資料に当たったほか、勤労動員された「木製戦闘機キ106を語る会」(江別)の佐藤明会長(83)への聞き取りも重ねて完成させた。  物語は主人公の男子高校生の祖母が亡くなる前に残した一冊のノートから始まり、戦争一色で過ごした女性たちの喜びや苦悩を描く  昨年10月に札幌で開かれた高文連石狩支部高校演劇発表大会で初披露し、優秀賞を獲得。
    語る会の佐藤会長や川村恒宏事務局長(63)を大会に招いたところ、「地元の江別でも上演してほしい」と要請され、同会が実行委に加わる形で公演が決まった。  「木の戦闘機では勝てるはずがないと思っていた人もいたのでは」。
    劇中では、部員たちの素朴な疑問も投げかけられる。
    生徒たちは、役作りのために登場人物の性格や人間関係などを細かく部員同士で話し合い、せりふの一部は山崎教諭と一緒に考えた。  部長の上野風香さん(3年)は「戦争といえば、『あった』という事実しか知らなかったけど、劇を通して当時の人たちがどんな気持ちで生きていたのかを考えるようになった。
    その思いを伝えられれば」と話す fff:

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