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- ID:
- 33126
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0522
- 見出し:
- 木製のネクタイ開発 清見の木工房
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150522/CK2015052202000009.html
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- 記事
-
高山市清見町の木工房・TS産業が、木製のネクタイを開発し、商品化を目指している。
インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」で三十万円が集まれば、目標が実現する。
木製ネクタイは「NOKUTIE(ノクタイ)」。
飛騨地域の方言で、温かいを意味する「のくたい」とネクタイの語呂合わせから名付けた。
「忙しい職場に、ぬくもりある木を取り入れることで、心にやすらぎを持ってもらいたい」と、木工職人の塩谷英雄さん(43)が考案した。
作り手の思いを直接伝えられる上、利用者からの意見も聞けるため、クラウドファンディングを活用した。
試作品は約十種類。
長さは約三十センチで、飛騨産のブナやカエデなどを材料にし、表面に名刺が入るタイプや女性にも使いやすい小ぶりなサイズもある。
商品化の際は飛騨地域の伝統工芸である春慶塗を施したり、一位一刀彫を刻んだりした物も作る予定。
一個一万円前後で販売するという。
塩谷さん
は「木の立体感を出し、奇抜ではなく、身につけて格好いいように仕上げた」と話す
飛騨信用組合(高山市)が運営するクラウドファンディング「FAAVO 飛騨・高山」を通じ、資金調達をしている。
期限の六月十二日までに三十万円に達すれば成功。
目標額に達しない場合、資金は出資者に戻る。
詳しくは「NOKUTIE」で検索
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